ひまわり接骨院

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急性腰痛の薬物療法

エビデンス

その1

定期的に処方されたパラセタモール(アセトアミノフェン)とパラセタモール+弱オピオイド(麻薬系鎮痛薬)の配合剤は腰痛を効果的に軽減するが、NSAID(非ステロイド性抗炎症薬)との有効性の比較結果は一貫していない(★★)。http://amzn.to/Hk8veA

アセトアミノフェンとは風邪薬に含まれている鎮痛解熱剤で、比較的安全なので市販もされています。しかし肝障害を起こす危険があるのでアルコールと一緒に飲んではいけません。

その2

定期的に処方されたNSAIDは非特異的腰痛を効果的に軽減する(★★★)。異なるNSAIDは非特異的腰痛の軽減に同様の有効性を示す(★★★)。NSAIDの神経根性疼痛に対する軽減効果は比較的弱い(★★)。http://amzn.to/Hk8veA

NSAIDとは非ステロイド系消炎鎮痛剤で、バファリン、エスタックイブ、ロキソニン、ボルタレンなどといった処方薬の他に薬局でも買える市販の鎮痛剤です。

その3

NSAIDは特に高用量や高齢者で重篤な有害事象を誘発する可能性があるが、イブプロフェン(NSAID)投与後にジクロフェナク(ボルタレン)を投与すると消化器系有害事象リスクが最も低下する(★★★)。http://amzn.to/Hk8veA

不思議ですねぇ。薬の組み合わせによって副作用を減らすことができるなんて。

その4

パラセタモール(アセトアミノフェン)やNSAID単独で十分な疼痛コントロールができない場合は、パラセタモール+弱オピオイド(麻薬系鎮痛薬)の配合剤が有効かもしれないが便秘と嗜眠傾向がある(★★)。http://amzn.to/Hk8veA

 

逆に言うと、便秘と眠気に耐えられるのであれば、アセトアミノフェンと弱オピオイドを試みても良いということです。

その5

筋弛緩薬は急性腰痛を効果的に軽減する(★★★)。筋弛緩薬とNSAIDとの比較結果は一貫しておらず、筋弛緩薬とパラセタモール(アセトアミノフェン)との比較試験は行なわれていない(★★)。http://amzn.to/Hk8veA

最近の腰痛診療ガイドラインでも急性腰痛に筋弛緩剤を推奨していますが、なぜか慢性腰痛には無効なため推奨していません。

その6

強オピオイド(麻薬系鎮痛薬)は、より安全性の高いアセトアミノフェンやアスピリンなどのNSAIDほどの腰痛軽減効果はない(★★)。強オピオイドには、反応時間短縮・判断力低下・嗜眠・身体依存などの副作用がある(★★)。http://amzn.to/Hk8veA

がんの痛みに対して最も強力な鎮痛効果があるモルヒネ(強オピオイド)が急性腰痛に効かないなんて不思議ですね。腰痛は未だに謎だらけです。

その7

抗うつ薬は慢性腰痛の治療に広く用いられてきたが、その有効性に関するエビデンスはほとんどなく、急性腰痛に対する抗うつ薬の有効性に関するエビデンスは入手できていない(★)。http://amzn.to/Hk8veA

急性腰痛に対する評価は最新の腰痛診療ガイドラインでも変わっていませんが、その後のRCT(ランダム化比較試験)の蓄積により慢性腰痛には抗うつ剤が推奨されています。

 

 

まとめ

急性腰痛に有効なのは、ロキソニン(NSAIDS)、筋弛緩剤 効果が乏しければトラムセット(アセトアミノフェンと弱オピオイドの配合剤)

アセトアミノフェンは効果がないことが証明され、推奨されなくなりました。

考え方

アメリカの内科学会が出した最新の腰痛診療のガイドラインではそれまで第1選択肢に分類されていた薬物療法が第2選択肢に分類されました。

痛みが我慢できない時に限って服用し、積極的には勧めない方針に変わってきました。オピオイドの問題が影響しているのでしょうか?

薬もコントロールして使う分には良いのでしょうが、薬に頼りきったり、依存してしまうと多くの問題があります。あくまでも自分で治すという積極的姿勢が大事になります。