【痛み】根拠のない時代錯誤の提案
エビデンス
その1
OSHA(米国労働安全衛生局)は「肉体労働がMSD(筋骨格系疾患)の主な原因であり、人間工学的介入によって肉体的負担を軽減すればMSDを予防できる」と根拠のない時代錯誤の提案を発表している。これは医学界への不法侵入。http://1.usa.gov/Ys71ev
医療現場の最前線にいた医師たちは、20世紀のほとんどの期間にわたって疼痛を引き起こした活動を中止して疼痛が消失するまで安静にするようアドバイスしてきましたが、このストラテジー(戦略)の有効性は一度も確認されたことがない上に、今日の腰痛による活動障害という重大危機を招く元凶となったのです。根拠に基づく腰痛治療におけるもっとも有力なストラテジーのひとつは、仕事を含む通常活動や運動を速やかに再開すれば心身ともに改善するということです。
新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基ずく治療が有効です。
腰痛・坐骨神経痛がどういうものか?
どういう症状がでるのか?原因は何なのか?有効な治療は?やってはいけないことは?どのくらいの期間で治るのか? 等々
ご存知でしょうか?
聞きかじった知識や自分自身の体験などの限られた情報を基に考えて、対処していませんか?
腰痛・坐骨神経痛が治らずに長引いている原因を自ら作ってしまっている可能性があります。
より真実に近い科学的事実に基づき考えることが重要です。
その上で、何をするのか自由に選択されると良いと思います。
このような実証研究によって得られた事実を元にして、再構成された新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基づく治療が有効です。