時代遅れの仮説を蘇らそうとする動き
エビデンス
その1
肉体労働の負担を軽減させるための人間工学的介入は腰痛や腰痛による就労障害を予防できなかったにもかかわらず、職場での身体的負担が腰痛やその他の筋骨格系疾患の原因だという時代遅れの仮説を蘇らそうとする動きがある。http://1.usa.gov/XlluHk
厚労省が定めた「介護や運送業など重い物を扱う作業についての腰痛予防対策指針」が良い例です。これでは腰痛発症率を高めるだけです。なぜヨーロッパの腰痛予防ガイドラインを参考にしないのでしょうね。
考え方
これまでの考え方を変えることは難しいようです。
新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基ずく治療が有効です。
腰痛・坐骨神経痛がどういうものか?
どういう症状がでるのか?原因は何なのか?有効な治療は?やってはいけないことは?どのくらいの期間で治るのか? 等々
ご存知でしょうか?
聞きかじった知識や自分自身の体験などの限られた情報を基に考えて、対処していませんか?
腰痛・坐骨神経痛が治らずに長引いている原因を自ら作ってしまっている可能性があります。
より真実に近い科学的事実に基づき考えることが重要です。
その上で、何をするのか自由に選択されると良いと思います。
このような実証研究によって得られた事実を元にして、再構成された新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基づく治療が有効です。