ひまわり接骨院

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心理的社会的因子と慢性疼痛

エビデンス

その1

欧州リウマチ学会の特別委員会が行なった筋骨格系疾患と心理社会的因子に関する文献調査によると、多くの研究において心理社会的因子は力学的因子より筋骨格系の疼痛発症とその後の経過に大きな影響を与える強力な予測因子であることが判明。http://bit.ly/rOaNa8

物理的・力学的因子が筋骨格系疾患に悪影響を与えているという時代は終わりました。それ以上に重要なのは心理社会的因子です。そろそろ考え方を改めましょう。世界に置いて行かれます。

その2

オーストラリアの疫学研究によると、腰痛発症率は30代が最も高く、全体の有病率は60~65歳まで増加するがその後徐々に減少する。危険因子として低学歴・ストレス・不安・抑うつ・仕事への不満、職場の社会的支援が乏しいなど。http://1.usa.gov/HmNaQO

腰痛は老化現象という時代遅れの考え方はもう捨てましょう。世界最先端の研究は生物・心理・社会的疼痛症候群として捉えるべきだと強調しています。ですから治療のターゲットを変えなければならないのです。

その3

心理的・社会的・経済的問題などの非身体的因子は評価と治療を複雑にする可能性があるため、初期評価の時点で患者の生活における心理的・社会的・経済的問題などを探る必要がある(★★)。http://amzn.to/Hk8veA

このイギリスのガイドラインが発表された1996年の時点で、すでに心理的・社会的・経済的問題に目を向けるよう勧告が出ているのです。日本はいつまで患部に目を奪われているつもりなのでしょう。このままでは患者が増える一方です。

その4

体系的レビューとメタ分析の結果、慢性腰痛は年齢・性別・体重・教育レベルの影響をまったく受けておらず、肉体労働・仕事の満足度・病欠などの影響も弱い。もっとも重要なリスクファクターは、心理学的・機能的領域と考えられる諸因子(イエローフラッグ)である。http://1.usa.gov/lr6fyx

慢性腰痛の危険因子は目に見える身体ではなく、目に見えない心理社会的因子(イエローフラッグ)だと第一級のエビデンス(科学的根拠)が示しています。そろそろ腰痛に対する考え方を根本的に改めましょう。

心理的社会的因子

症状の発症や慢性化の危険因子となる「心理的・社会的」因子をイエローフラッグとも言います。

以下の場合、リスクの高い状態です。

・とても強い危険因子を持っている

・弱くても複数の危険因子を持っている

強い危険因子の例

・腰痛は有害なもの、重い障害を招くという思い込み

・痛みを恐れて活動をレベルを下げる

・抑うつ状態・引きこもり

・自ら治そうとせず、受け身の治療

新たな腰痛概念とは

実証研究によって得られた事実を元にして、再構成されました。これまでは「生物学的損傷」という画像の異常所見や肉体への負担が原因というものでした。それを「生物・心理・社会的疼痛症候群」という心理的要因や社会的要因も原因であるというものです。

これまでの「生物学的損傷」だけが原因であるという古い考え方や治療法が却って治りを遅らせていることも判明しました。古い考えを改め、新しい考えを知るだけで治療効果があります。