【急性腰痛】初期評価

【急性腰痛】初期評価
エビデンス
今日は【【急性腰痛】初期評価】について
AHCPR(アメリカ医療政策研究局)が作成した『成人の急性腰痛診療ガイドライン』では、
急性腰痛の診断法について【初期評価】【画像検査】【その他の検査】ごとにエビデンスレベル(科学的根拠の確証度)を明記して勧告を出している。
【初期評価】
(1)患者の年令、症状の内容とその期間、仕事や日常生活への影響、過去の治療に対する反応は、
腰痛の治療にとって重要である(確証度B)。http://1.usa.gov/uhlYSO
まずは患者さんの話をよく聴けという勧告です。病歴聴取(問診)はいつも大切ですね。
これだけで画像検査以上の重要な情報が入手できます。
新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基づく治療が有効です。
腰痛・坐骨神経痛がどういうものか?
どういう症状がでるのか?原因は何なのか?有効な治療は?やってはいけないことは?どのくらいの期間で治るのか? 等々
ご存知でしょうか?
聞きかじった知識や自分自身の体験などの限られた情報を基に考えて、対処していませんか?
腰痛・坐骨神経痛が治らずに長引いている原因を自ら作ってしまっている可能性があります。
より真実に近い科学的事実に基づき考えることが重要です。
その上で、何をするのか自由に選択されると良いと思います。
このような実証研究によって得られた事実を元にして、再構成された新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基づく治療が有効です。