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腰痛・坐骨神経痛が治らない悪循環
お悩み相談室

公開日:2022/05/13

更新日:2022/12/07

なせ?

 色々試しているにもかかわらず治らない、長年苦しんでいる、悪化傾向にある方が多くいます。


 今、この記事を読んで下さっているあなたもそうかもしれません。

 本来、腰痛や坐骨神経痛は自己限定疾患といって、風邪やササクレと同じように治って当たり前のものです。

 では、どうして痛みは続くのでしょうか?

腰痛・坐骨神経痛
の快復を妨げる因子

 長引く理由の一つとして、心理社会的因子が研究によって注目されています。

 痛みには心理面が影響していると話すと、「気のせいっていうことですか?」とか「ストレスはないです」と語気を強めて返答を頂くことがあります。

 
 ・「心理面と痛みとが結びつくイメージが出来ない」とか

 ・「原因がわからない理由を誤魔化しているのでは?」という疑いからそう言われるのかもしれません。

 
 痛みの悪循環を上手に説明した「恐怖回避思考モデル」を引用して、痛みと心理面の関係について解説します


  それによって、「イメージできるように」 また、「誤魔化しという誤解をとけるように」していきます。

そもそも痛みは純粋な感覚ではない
足裏痛い

 痛みの定義をすると「不快な感覚・情動体験」とされています。

 例えば、画鋲を足で踏んでしまった時、身体にはどんなことが起きているのでしょうか?

1,足裏から脳へ神経を使って情報が伝わります。

2,脳の中で大きく二つに分岐します。
 一つは感覚をつかさどる場所へ
 もう一つは情動をつかさどる場所です。

ですから、どんな痛みでも「痛みという感覚」だけでなく「情動(不安・恐怖等)」を同時に感じているのです。
 

痛みと情動の役割
警報装置

  「痛み」も「不安・恐怖」も警報装置としての役割があります。

​・「痛み」は患部へ意識を向かせるため
・「不安や恐怖」は行動を促すため   です。

 緊急事態に対応するには、「痛み」と「情動」両方必要ということです。

恐怖回避思考
恐怖回避思考

 ●快復に向かうには?

痛みを発症しても、「不安や恐怖」に振り回されずに、「痛み」をありのままに受け入れ、適切に対処することが出来れば回復していきます。


 ●なぜ慢性化へ向かう悪循環が生み出されるのか?

・痛みや不安・恐怖を敵視したり、
・「痛みや不安・恐怖」を受け入れられずに無理やり抑え込もうとしたり、
・直視できず目をそらしたり、
・過度に重大なものと捉えてしまったり、
・無力感を覚えてしまう、

と、適切に対処できずに回復が遅れていきます。

 

行動が「情動」や「痛み」に支配されたり、引きずられてしまっている状態です。

こうやって、心理面が腰痛や坐骨神経痛の慢性化に影響を与えるのです。

脳の関与
脳の構造

 「痛み」や「不安・恐怖」に過度に反応してしまうのが良くないのですが、そうなりやすいワケが「脳の仕組み」にあります。

 脳の中に「偏桃体」というところがあります。
ここは、「闘争か逃走か反応」といって、生命の危機に陥ったときに「闘う」か「逃げる」かを判断するところになります。

 腰痛や坐骨神経痛が慢性化している人は、ここが興奮し過活動になっていることが確認されています。
 

結果、「偏桃体」の働きによって、戦い続けたり、逃げ続けてしまいやすいのです。

腰痛・坐骨神経痛の対処方法について
認知行動療法

 メカニズムは分かった。

「ではどうしたら良いの?」についてお話します。

●「悪循環」を断ち切り、快復するには、
身体の治療と合わせて

1,痛みを「正しく」受け入れる・認知する
2,正しい考え・行動

が必要になってきます。

 先ほどお伝えしたように「痛み」や「不安・恐怖」は警報装置であり、正常な体の反応です。
その正常な反応と、「闘争」しても勝つことはできません。また「逃走」しても逃げ切ることもできません。

 変わらないものを変えようとしても、失敗体験を積み重ねて、より治りづらくなっていくだけです。自分の考えや行動を「痛みのメカニズム」や「身体の仕組み」に合わせて変えることで回復していきます。

 

 正しく向き合って、警報装置が鳴らなくてもよい状態を作り出すこと「行動」に目を向け、行動することが一番の治療になります。

 

 実際、慢性化した腰痛・坐骨神経痛に薬や注射、手術などの受け身の治療を単独で行っても有効ではありません。

 臭いものに蓋をするような、その場しのぎだけでは幸せの前借りをして、あとでツケを払うことになり、ますます悪循環の渦に巻き込まれていってしまいます。

当院の治療方法に興味があるなら

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院長の新幡です

 長引いた痛みを一人で治すのは困難なことが多いです。

 困ったときは自身で判断せずに適切な処置を受けるために専門家に相談しましょう。

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