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公開日:2022/12/07
更新日:2022/12/08
治療に作戦や戦略がないままに、治療行為を受けていると、知らず知らずのうちに腰痛・坐骨神経痛に捉われ治りづらくなってしまう落とし穴について解説します。
腰痛・坐骨神経痛を発症して病院に行くと、
「痛み」を訴える⇒痛み止めA「治療」(報酬)
⇓
「痛み」を訴える⇒痛み止めB「治療」(報酬)
⇓
「痛み」を訴える⇒痛み止めの量の増加「治療」(報酬)
⇓
「痛み」を訴える⇒リハビリの追加「治療」(報酬)
⇓
「痛み」を訴える⇒注射「治療」(報酬)
ということを繰り返していきます。
そうすると、知らず知らずのうちに「痛み」を訴える(痛み行動)が強化されてしまいます。
疼痛行動と痛みは相関関係にあるので、行動が強化されることで、腰痛・坐骨神経痛も強化されてしまいます。
痛みが増す⇒痛みを訴える⇒報酬⇒疼痛行動の強化⇒痛みが増すの悪循環が回り出す。
その結果、腰痛・坐骨神経痛が治りづらくなったり、痛みが強くなっていきます。
※痛み行動とは別名、疼痛行動や疼痛顕示行動とも言います。
痛みを訴える,顔をしかめる,病院に行く,薬を飲む,仕事を休む,すぐ横になりたがるなど痛みにともなう随意的な行動をいいます。
それだけでなく、
痛みを訴えることで治療が施されるので、「痛みはあってはならないものなんだ」という不適切な信念を無意識のうちに形成してしまったり、
受動的な治療を繰り返すことで、「治してもらうもの」という、不適切な態度の強化につながってしまいます。
この不適切な信念や不適切な態度は腰痛・坐骨神経痛が長引く大きな要因と考えられています。
痛みを訴えると治療を施されるという繰り返しの中で、治療行為を行う判断基準が「痛み」になってしまいがちです。
●急性期の痛みであれば多くの場合は組織損傷が原因であり、治療行為を行う判断基準は組織の状態のはずです。
例:骨折をすると痛みを伴いますが、骨が修復されるまではギプスで固定されます。ギプスを外してリハビリを開始する判断基準は「痛み」ではなく、骨の修復度合いが基準になります。
おそらく骨折ではイメージが湧くと思うのですが、腰痛・坐骨神経痛になったとたんに「痛み」を判断基準にしてしまいがちです。
よくある例:表面上の痛みが治まると、治ったと判断して活動量を増やし過ぎてぶり返してしまうというケースをよく見かけます。
●慢性期の痛みは、「痛み」自体が治療対象になるのですが・・・
治療戦略上、「除痛」は最終目標に設定し、第一目標は「動きやすくなる」「楽しめること」を拡大・向上に設定します。
※その様に設定することで治療成績が向上する為
ここでも「痛み」は判断基準になりません。
治療は手段であり、目的は他にあるはずです。
いつの間にか手段が目的化してしまい、頑張っているけど望ましいゴールにたどり着けないという結果になりがちです。
目的を明確にして、適切なゴールを設定し・治療戦略を持つことがとても重要です。
長引いた痛みを一人で治すのは困難なことが多いです。
困ったときは自身で判断せずに適切な処置を受けるために専門家に相談しましょう。
もし、お近くにお住まいで、困っているならば、一度ひまわり接骨院までお問い合わせください。腰痛・坐骨神経痛の専門家の新幡が、ご相談に乗ります。
気軽にご相談ください。
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