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公開日:2024/08/22
更新日:2025/10/08
るかぽんさん著作の「腰痛トラブル漫画」は腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニアのみならず、長引く痛みで困っている人に読んで頂きたい漫画です。
内容は、るかぽんさん(主人公・作者)の闘病記です。椎間板ヘルニアの発症から悪化、そして快復するまでの物語です。
経験者から、快復への道筋を学びましょう。
ご本人は痛みを治す為に必死になって色々な治療を受けたり、試したりしています。なのに快方に向かって行かない・・・・
むしろ悪化していく・・・・
どうして治らないのか?なんで悪化させてしまうのか?そして、そこからどうして快復に向かったのか?
を考えながら読んでいただきたいです。
接骨院を構えていると、るかぽん(主人公)さんと同じような症例によく出会います。そういう方にこの「腰痛トラブル漫画」を読んで頂いた上で快復のポイントをアドバイスさせて頂いているのですが、それをここで紹介したいと思います。
※あくまでも私の解釈ですので、こういう考え方もあるんだと、おおらかな気持ちで読んで頂ける幸いです。
主人公は、仕事に自分の考えや行動を合わせすぎて(過剰適応)して、動き過ぎ(過活動)に陥り、その無理がたたって、作業中に椎間板ヘルニアを発症してしまいました。この全体の構造を理解することが大切です。
るかぽんさんは、発症後も無理(ここでは仕事)を続けるために、痛みをコントロールしようとしました。そういう考えを基に行動すると・・・
薬や注射などで坐骨神経痛を緩和する⇒その分さらに無理(たまった仕事)をする⇒症状の再燃・悪化⇒痛みをコントロールする⇒無理をする⇒悪化 という悪循環を生み出し悪化させていってしまいます。
るかぽんさんの頭の中には、仕事に穴を空けてはならない、仕事をすべき、周囲の人に迷惑を掛けてはならない、仕事をキャンセルしたらもう仕事がなくなってしまう・・・等の○○してはならない、○○すべきという強迫観念があり、腰痛・坐骨神経痛が辛くても無理を続けざるおえなかったのだと思います。
るかぽんさんは数多くの医療機関を受診しています。そこから感じることは、おそらくは今までの人生経験の中で、困難やトラブルが発生すると、過活動することで乗り越えてきたという成功体験があったのではないかと推測します。
こういう方は何事にも過活動になりやすいです。過去の成功体験に則って対処を続けたが、痛みの対処には向いていない方法だったということです。
また、過活動することで心が満たされて不安が軽くなったり、過活動の際は交感神経の影響で症状が軽減したりします。その為、それを求めて過活動を繰り返しやすくなります。
ただ、その後、大きな反動が待ち構えています。
治療戦略や治療計画がなく、場当たり的な対処の繰り返しも良くなかった点だと思います。
治療効果にも短期的効果と長期的効果があります。
短期的にでも効果を感じられると、そこにすがりたくなったり、有効な治療と考えてしまいがちです。
また、その逆で、短期的・即時的な効果がなくても、継続することで長期的に効果を発揮するものもあります。
長期的な効果は、感覚ではわからないものです。
時間軸がとても短くなっています。
初めの頃、病院でエビデンスに基づいた椎間板ヘルニアの治癒期間の目安を伝えられています。
ですが、それを受け入れられず、焦って早く結果を出そう、無理が出来る(仕事ができる)ように坐骨神経痛を抑え込もうと試行錯誤しているうちに、結果として長引き遠回りしてしまっています。
るかぽんさんも腰痛の経験があり、対処方法は身につけていたようです。
しかし、今回は椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛です。
腰痛と比べると、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状は強く、範囲も広く、治癒までの期間も長く、辛い期間が長いという特徴があります。
また、シビレがあったり、痛みやシビレの位置が変わったりと、今までに経験のしたことのない事が身体に起こるので、不安や恐怖を感じやすいです。
そのため、経験が無かったり、助けを求められる人がいないと危機に陥りやすいです。また、誤った情報に、躍らせれてしまい更なる危機に陥ることもあります。
るかぽんさん自身が無理を続けている結果として、良くならずに悪化しているということに気づきます。おそらくそこで、”他責思考”から”自責思考”へ変化し覚悟が決まったのだと思います。
そして、意を決して仕事の調整をすることにしました。
仕事を断れないという強迫観念がありましたが、周囲に理解を求めると、予想外に助けを得ることが出来、そのうえ、励ましの言葉をもらえ、応援もしてもらえました。仕事は”休めない”は思い込みだった訳です。
こうして、治るための環境を整えることができ、快復の道を進むことになります。
痛みを避けよう(コントロールしよう、抑え込もう)とする統制欲求が治癒を遠ざけてしまうことを理解する。
これまでの痛みの対処方法とその短期的・長期的な効果を数値化して表にしてみる
⇓
痛みを避けよう(コントロールしよう、抑え込もう)とする行動が短期的には効果的でも、長期的には効果的でないということに気づきましょう。
痛みを抑え込むことやコントロールに費やす労力の大きさについて気づきましょう。
痛み治療の治療戦略は急性痛は創傷治癒、慢性痛は日常生活動作と生活の質の向上・拡大です。戦略から逸脱した痛みのコントロールに限りある時間・労力・費用をかけるのは、非効率です。
痛みと闘ったり、逃げようとしたりする立場ではなく、そのやり取りを高い位置から客観視できるようになりましょう。
目の前に張り付いた痛みと距離を取りましょう。
科学的事実を収集し、腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛がどういうもので、どんな治療が有効なのかを知ること。
短期成績はご自身の感覚で有効性を判断できるかもしれませんが、長期成績はわかりませんので科学的事実を基に治療を選択しましょう。また、短期的な変化も、治療の効果と思っていても、実はプラセボ効果だったり、時間の経過の効果だったりするので、注意は必要です。
期待値を調整して、現実的な治療計画を立てることが重要です。その為には、医療者とコミュニケーションを取り、疑問があればしっかりと解消しましょう。
長引いた痛みを一人で治すのは困難なことが多いです。
困ったときは自身で判断せずに適切な処置を受けるために専門家に相談しましょう。
もし、お近くにお住まいで、困っているならば、一度ひまわり接骨院までお問い合わせください。腰痛・坐骨神経痛の専門家の新幡が、ご相談に乗ります。
気軽にご相談ください。
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