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公開日:2022/10/24
更新日:2022/11/25
腰痛患者さん向けの記事はネット上に多くあると思いますが、
今回は周りのサポートが必要なほど困っている腰痛患者を家族に持つ方へ、有用な情報をお伝えします。
科学的な研究から、どのように接すれば腰痛が改善しやすいのかわかりつつありますので、ご紹介していきます。
メディアで見た情報などを本人を先回りして勧めてはいけません。行く先々で違った病名を言われて混乱してしまいます。
本人の意思を尊重し、本人が決断したひとつの治療法に腰を据えて取り組むように促していく姿勢が重要です。
身の回りのことをやってあげるのではなく、一緒に取り組むこと。
代わりにやってしまうと、脳は痛みをより感じやすくなってしまうので、少しでも一緒にやるようにしましょう。
※痛み行動とは別名、疼痛行動や疼痛顕示行動とも言います。
痛みを訴える,顔をしかめる,病院に行く,薬を飲む,仕事を休む,すぐ横になりたがるなど痛みにともなう随意的な行動をいいます。
本人が以前は好きでやっていたのに痛みの為にやらなくなった活動に着目します。
その好きだった活動に取り組むように促しましょう。そして、少しでも再開できたら、大いに労ってあげましょう。
辛そうにしている家族をほうっておくことは難しく、患者さんのサポートに一生懸命に取り組んでいると思います。
そこで、物理的に離れてみることも重要です。
外出をして家を留守にすると、本人は困る事もあります。
だからこそ、患者さん本人が痛みを乗り越えて、自分で行動を起こし、それを自信に繋げることができます。
「自分はできる」「きっとできる」と思える(自己効力感)ようにしていく事が重要です。
手助けし過ぎると、
・出来ることまで、出来なくなってしまったり、
・出来るようになったことがあっても、試さないので気づけなかったり、
・活動量が益々減ったり、
・痛みを訴えると、「優しくしてくれる」「やってもらえる」という経験によって、痛みを訴えることが強化されて、むしろ増えていきます。
具体的例では:
「アメと無視」が良いとされています。
少しでも活動できれば褒めて(アメ)、痛み行動を示すときは無視をします。
そうすることで、活動の再開や活性化等の良い反応を強化し、痛み行動を弱化させていく事になり、快復への好循環につながっていきます。
長引いた痛みを一人で治すのは困難なことが多いです。
困ったときは自身で判断せずに適切な処置を受けるために専門家に相談しましょう。
もし、お近くにお住まいで、困っているならば、一度ひまわり接骨院までお問い合わせください。腰痛・坐骨神経痛の専門家の新幡が、ご相談に乗ります。
気軽にご相談ください。
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