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腰痛・坐骨神経痛を抱える家族に
どのように接したら回復を促せるのか?

公開日:2022/10/24
更新日:2025/09/19

腰痛・坐骨神経痛で苦しむ人を心配する家族

 家族の接し方によって、腰痛・坐骨神経痛患者さんが改善していくのか?または長引かせてしまうのか?に影響を与えることが科学的に分かりつつあります。 

 腰痛患者さん・坐骨神経痛患者さん向けの記事はネット上に多くあると思いますが、今回は周りのサポートが必要なほど困っている腰痛患者・坐骨神経痛患者を家族に持つ方へ、有用な情報をお伝えします。

腰痛・坐骨神経痛を
抱える家族への接し方

①不安を煽らない

 メディアで見た情報などを本人を先回りして勧めてはいけません。行く先々で違った病名を言われて混乱してしまいます。

 本人の意思を尊重し、本人が決断したひとつの治療法に腰を据えて取り組むように促していく姿勢が重要です。

➁痛み行動に対しては、擁護せず、中立的立場を取る

 身の回りのことをやってあげるのではなく、一緒に取り組むこと

 患者が腰の痛みを訴えたり、下肢が痛そうな素振りを見ると、助けたくなって、全てを代わりにやってしまいたくなります。しかし、代わりにやってしまうと、それが患者さんの報酬になり、より痛みを訴えたり、痛そうな素振りをする”痛み行動”が増えてしまいます。

 痛み行動と痛みは関連性があり、痛み行動が増加すると、痛みは増悪し、痛み行動が減少すると、痛みは改善します。
   
 痛み行動とは別名、疼痛行動や疼痛顕示行動とも言います。

 痛みを訴える,顔をしかめる,病院に行く,薬を飲む,仕事を休む,すぐ横になりたがるなど痛みにともなう随意的な行動をいいます。
 
 周囲の不適切な対応で増えていきます。少しでも一緒にやりましょう。

③止めてしまった活動を再開する

 本人が以前は好きでやっていたのに痛みの為にやらなくなった活動に着目します。
 その好きだった活動に取り組むように促しましょう。そして、少しでも再開できたら、大いに労ってあげましょう

 決して、「痛みが出たら変だから止めて」「痛みが悪化するかもしれない」などの声かけはしないで下さい。

④ご家族自身の楽しみの活動を増やす

 辛そうにしている家族をほうっておくことは難しく、患者さんのサポートに一生懸命に取り組んでいると思います。

 そこで、物理的に離れてみることも重要です。
 外出をして家を留守にすると、患者さん本人は困る事もあります。

 だからこそ、患者さん本人が腰痛・坐骨神経痛を乗り越えて、自分で行動を起こし、それを自信に繋げることができます。

⑤飴と無視

飴と無視」が良いとされています。

少しでも活動すれば褒めて(アメ)、痛み行動を示すときは無視をします。

「痛み行動」には反応したり、心配したりせずに、無視(傾聴する程度にとどめる)します。患者さんの痛み行動に捉われたり、引きずり込まれないように注意しましょう。

「痛み」を抱えながら”やるべきこと”をやった場合には褒めます。

 そうすることで、活動の再開や活性化等の良い反応を強化し、痛み行動を弱化させていく事になり、快復への好循環につながっていきます。

 

無視だけだと、報酬欲しさにより大袈裟に表現するようになることもありますし、周囲の理解が得られないと感じて孤立していってしまうこともありますので、気を付けましょう。

⑥考え方
自己効力感が高まった腰痛・坐骨神経痛患者さん

 患者さん本人が「自分はできる」「きっとできる」と思える(自己効力感)ようにしていく事が重要です。


 手助けし過ぎると、

  •  出来ることまで、出来なくなってしまう
  •  出来るようになったことがあっても、試さないので回復に気づけない
  •  活動量が減ることにより、痛覚過敏を引き起こし腰痛・坐骨神経痛の悪化・体力の衰えに繋がる。
  •  痛みを訴えると、「優しくしてくれる」「やってもらえる」という経験によって、痛みを訴えることが強化されて、むしろ増えていきます。


 手助けが却って、腰痛・坐骨神経痛の治りを妨げ、痛みの悪化を助長することになります。

 痛み行動を減らして、健康行動を増やすように導いていきましょう!

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