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公開日:2026/02/16
更新日:2026/00/00
股関節の症状とMRI画像上の異常との関連性について、最新の研究データをまとめたものです。
特に骨髄病変(BML)は痛みや症状悪化の予測因子として有力視されていますが、関節唇損傷や軟骨欠損などは無症状の人にも多く見られるため、画像上の異常が直ちに痛みの原因であると断定することはできません。
研究によると、疾患の段階によってMRIの有用性は異なり、末期の変形性股関節症よりも初期段階においてより重要な情報をもたらす可能性が示唆されています。
全体として、特定の画像所見と症状の間には相関関係が認められるものの、因果関係を完全に証明するには現時点では証拠が不足しています。したがって、診断においては画像検査の結果だけでなく、臨床的な症状との慎重な照らし合わせが不可欠であると結論付けられています。
MRIで股関節の異常が見つかったとしても、それが必ずしも実際の痛みの直接的な原因であるとは限らないことが、提供された資料から明らかになっています。
主なポイントをまとめると以下の通りです。
MRIで見つかる多くの異常(病変)について、痛みとの一般的な因果関係は確立されていません。系統的レビューや長期的なデータによれば、MRIの所見は痛みの予測因子(予兆)としての側面はありますが、その異常が直接痛みを引き起こしているという決定的な証拠は、ほとんどの病変において不十分とされています。
現在の症状や症状の進行と**最も一貫した関連性を示しているのは骨髄病変(BMLs)**です。
• BMLsは股関節痛の重症度や悪化と相関があり、BMLsの発生や拡大がその後の痛みの増加を予測することが報告されています。
• 一方で、軟骨欠損、股関節唇損傷、滑膜炎、関節水腫などの他の所見については、痛みとの関連が限定的であったり、研究によって結果が異なったりしています。
痛みがない人の股関節をMRIで撮影しても、高い確率で異常が見つかります。
• あるメタ解析では、無症状の人の約54%に股関節唇損傷が、約12%に軟骨欠損が見つかっています。
• したがって、MRIで股関節唇損傷が見つかったとしても、それだけで「それが痛みの原因である」と断定することはできません。
MRIの所見と症状の関連性は、疾患の進行ステージによって異なります。
• 初期段階: レントゲンで変形性股関節症(OA)が確認される前の段階では、MRIは股関節唇損傷や軟骨病変を検出するのに有用であり、将来の症状や構造的な進行を予測する価値があると考えられています。
• 進行段階: 末期の変形性股関節症においては、MRIで見つかる異常は広範囲に及ぶため、特定の症状の原因を特定する能力は低くなります。この段階では、従来のレントゲン検査の方が重要な指標となります。
MRIで何らかの異常が見つかったからといって、それが自動的に痛みの説明になるわけではありません。MRIの所見と実際の臨床症状(患者がどこをどのように痛がっているか)を照らし合わせる「臨床的な相関」が不可欠です。
痛みがない人でもMRIで異常が見つかる理由は、主に**「構造的な変化」と「実際の痛み」が必ずしも一致しない(臨床的画像不一致)**という性質があるためです。
その理由を詳しく解説します。
MRIは非常に感度が高いため、痛みを感じていない健康な人の股関節を撮影しても、何らかの構造的な異常が発見されることが珍しくありません。
• あるメタ解析によると、痛みがない人の約54%に股関節唇損傷が見つかり、約12%に軟骨欠損が認められました。
• このように、多くの構造的な病変は症状を伴わずに発生することがデータで示されています。
MRIで見つかる構造的な損傷(病変)が、すべて「痛みを生み出す場所(ペイン・ジェネレーター)」であるとは限りません。
• 多くの病変について、それが痛みを引き起こしているという決定的な因果関係は証明されていません。
• したがって、MRIで股関節唇損傷などの異常が見つかったとしても、それ自体が現在の痛みの原因であるという証拠にはならないのです。
MRIで見つかる異常は、現時点では痛みがなくても、将来的に痛みや病状が進行することを予測する指標(予測因子)として機能している場合があります。
• 例えば、**骨髄病変(BMLs)**や特定の軟骨の変化は、後に痛みが増加したり、関節の構造が悪化したりすることを予兆するケースがあることが報告されています。
• つまり、画像上の異常は、臨床的な症状が現れるよりも前の段階で生じている変化を捉えている可能性があります。
痛みは構造的な損傷だけで決まるものではなく、様々な要因が絡み合っています。
• 特に進行した変形性股関節症の場合、構造的な損傷は広範囲に及びますが、それらがどの程度症状に関与しているかは個人差が大きく、特定が困難になります。
• また、MRIの撮影手法や評価基準のばらつき、個人の痛みの感じ方の違いなども、画像と症状が一致しない要因として挙げられています。
痛みがないのにMRIで異常が見つかるのは、「関節の形が変わること」と「痛みを感じること」が別物であるからと言えます。そのため、MRIの所見だけで判断するのではなく、実際の症状と照らし合わせる**「臨床的な相関」**が不可欠であると強調されています。
股関節唇損傷(こかんせつしんそんしょう)が、痛みなどの症状がない人(無症状者)でもMRIで見つかる理由について、詳しく解説します。
主な理由は、「画像上の構造的な変化」と「実際の痛み」が必ずしも一致しないという性質にあります。
MRIは非常に感度が高いため、痛みがない健康な人を対象に調査しても、高い確率で股関節唇損傷が発見されます。資料に引用されているメタ解析によると、痛みがない人の約54%(2人に1人以上)に股関節唇損傷が認められたと報告されています。このデータは、股関節唇の構造的な損傷が、症状を伴わずに存在することが一般的であることを示しています。
MRIで見つかる構造的な異常が、すべて痛みを引き起こしているわけではありません。資料では、股関節唇損傷そのものが**「それ単体では痛みの発生源(ペイン・ジェネレーター)である証拠にはならない」**と述べられています。
• 多くの構造的な病変は症状なしに発生します。
• 股関節唇損傷と痛みとの関連性については、研究によって結果が分かれていたり、関連が限定的であったりするなど、直接的な因果関係を主張するための証拠は不十分とされています。
画像診断で見つかる「異常」と、患者が感じる「症状」の間には、しばしば乖離(かいり)が生じます。
• 初期・進行前段階: 軟骨の変性や股関節唇損傷は、レントゲンに現れる前の段階でMRIによって検出可能ですが、これらは将来の症状や進行を予測する「予測因子」としての価値はあるものの、現時点での痛みの直接的な原因とは限らない場合があります。
• 進行段階: 変形性股関節症が進むと、関節内の構造的なダメージが広範囲に及ぶため、特定の股関節唇損傷がどの程度症状に寄与しているかを特定することがさらに困難になります。
MRIの撮影手法や評価基準が研究によって異なることや、症例数の少なさ、個人の痛みの感じ方の違いなども、画像所見と症状が一致しない要因として挙げられています。
股関節唇損傷が無症状でも見つかるのは、関節の構造的な変化が必ずしも神経を刺激して痛みを生じさせるとは限らないからです。
MRIで異常が見つかったからといって、それが直ちに痛みの原因であると断定することはできないと強調しています。重要なのは、MRIの画像所見だけでなく、医師が患者の実際の症状(痛みの場所や動作など)と照らし合わせる**「臨床的な相関」**を確認することです。
レントゲン(X線)とMRIは、主に**「疾患の進行ステージ」や「何を評価したいか」**によって使い分けられます。
それぞれの主な役割と使い分けのポイントは以下の通りです。
レントゲンは、変形性股関節症(OA)が進行した段階で非常に重要な役割を果たします。
• 進行した変形性股関節症の診断: 関節の隙間の狭まり(関節裂隙狭小化)など、典型的な変形の指標を確認するのに適しています。
• 重大な結果の予測: 資料によれば、人工股関節全置換術(THR)などの主要な治療結果を予測する上では、MRIよりもレントゲンのグレードや古典的な所見の方が強力な指標となります。
• 全体像の把握: 構造的なダメージが広範囲に及んでいる末期段階では、特定の小さな異常を探すよりも、レントゲンで全体の変形度合いを見る方が有益です。
MRIは、レントゲンでは捉えきれない微細な変化や、軟部組織の状態を確認するのに優れています。
• 初期・レントゲンで見えない段階: レントゲンで明らかな変形が見られる前の段階(pre-radiographic stage)において、股関節唇損傷や軟骨の病変を検出するのに非常に有用です。
• 症状の原因特定: 構造的なダメージがまだ限定的な初期段階では、MRIの方が「痛みの原因(症状の源)」を識別する能力が高いとされています。
• 将来の進行予測: 特定のMRI所見(特に骨髄病変(BMLs)や初期の軟骨変化)は、将来的に痛みが強くなったり、関節の構造が悪化したりすることを予測する「予測因子」としての価値があります。
• 軟部組織の評価: 股関節唇、軟骨、滑膜、関節水腫、骨髄の状態など、レントゲンには写らない詳細な情報を得ることができます。
| 特徴 | レントゲン | MRI |
|---|---|---|
| 得意なステージ | 進行期・末期 | 初期・レントゲンに異常がない時期 |
| 評価対象 | 骨の形、関節の隙間、全体的な変形 | 軟骨、股関節、骨髄、滑膜などの軟部組織 |
| 主な用途 | 手術の必要性やタイミングの判断 | 早期診断、痛みの原因の絞り込み、将来の悪化予測 |
| 診断の限界 | 初期の軟骨変化や損傷は見えない | 進行期には異常が多すぎて原因を特定しにくい |
どちらの検査を用いるにせよ、**「画像上の異常が必ずしも痛みの原因とは限らない」**という点が繰り返し強調されています。
特にMRIは感度が高いため、痛みがない人でも約54%に股関節唇損傷が見つかるなど、無症状の異常が多く発見されます。そのため、画像の結果だけで判断するのではなく、実際の症状と照らし合わせる「臨床的な相関」を確認することが、正しい診断には不可欠です。
MRI画像で何らかの異常が見つかった際、それを実際の症状と照らし合わせる(臨床的相関を確認する)にあたっては、以下の点に注意する必要があります。
MRIで発見される病変の多くについて、症状との直接的な因果関係は確立されていません。資料によれば、MRIの所見はあくまで「相関関係」や将来の「予測因子」としての側面が強く、その異常が現在の痛みを引き起こしているという決定的な証拠にはならないケースが多いとされています。
痛みがない健康な人の股関節をMRIで撮影しても、高い確率で構造的な異常が発見されます(臨床的画像不一致)。
• 股関節唇損傷: 無症状の人の**約54%**に認められます。
• 軟骨欠損: 無症状の人の約12%「痛みの発生源(ペイン・ジェネレーター)」である証明にはなりません。
すべての異常が同じ重みを持つわけではありません。
• 骨髄病変(BMLs): 現在の症状や、将来の症状悪化と最も一貫した関連性を示しています。BMLsの発生や拡大は、その後の痛みの増加を予測する強力な指標となります。
• その他の所見: 軟骨欠損、股関節唇損傷、滑膜炎、関節水腫などについては、痛みとの関連性が限定的であったり、研究によって結果が異なっていたりするため、慎重な判断が必要です。
MRIの有用性は、疾患の段階によって変化します。
• 初期段階(レントゲンで異常がない時期): MRIは、将来の症状や構造的進行を予測したり、痛みの原因を特定したりするのに非常に有用です。
• 進行段階(末期の変形性股関節症): 関節内のダメージが広範囲に及ぶため、MRIで見つかる個々の異常が症状にどう寄与しているかを特定しにくくなります。この段階では、従来のレントゲン検査の方が、手術の必要性などを判断する上で強力な指標となります。
MRIの結果だけで診断を下すのではなく、以下のような多角的な視点が不可欠です。
• 患者の具体的な痛み方や身体所見との照らし合わせ(臨床的相関)。
• 年齢、他の関節疾患、合併症などの背景因子の考慮。
• 画像検査の手法や評価基準にばらつきがあることを理解し、一つの所見に固執しないこと。
**「MRIで異常が見つかること自体が、痛みの説明になるわけではない」**と強調しています。正確な診断のためには、画像上の異常が患者の訴える症状と合致しているかどうかを慎重に吟味するプロセスが極めて重要です。
変形性股関節症(OA)のステージによって、MRIが果たす役割やその有用性は大きく変化します。提供された資料に基づき、ステージごとの役割の違いを解説します。
この段階では、MRIは**「早期発見」と「将来の予測」**において非常に重要な役割を果たします。
• 微細な病変の検出: レントゲンでは確認できない股関節唇損傷や軟骨の病変を検出するのに有用です。
• 進行の予測: 特殊なMRI技術(T1ρ/T2マッピングやdGEMRICなど)を用いることで、将来的な症状の悪化や構造的な進行を予測できる可能性があります。
• 症状の原因特定: 構造的なダメージがまだ限定的であるため、MRIは**「何が痛みの原因か」を識別する能力(識別能)がより高い**とされています。
この段階では、MRIは**「現在の症状との関連性」**を評価するために用いられます。
• 病変と症状のリンク: 軟骨欠損や骨髄病変(BMLs)が、患者の痛みや身体機能の低下と関連していることが示されています。
• BMLsの重要性: 特に**骨髄病変(BMLs)**は、現在の症状や症状の進行と最も一貫した関連を示しており、BMLsの発生や拡大は将来の痛みの増加を予測する指標となります。
変形が進んだ段階では、MRIの役割は相対的に低下し、レントゲン検査の方が重要な指標となります。
• 識別能の低下: 関節内の構造的なダメージが広範囲に及ぶため、MRIで見つかる個々の異常が「どの症状の原因なのか」を特定する能力は低くなります。
• レントゲンの優位性: 人工股関節全置換術(THR)などの重大な治療結果を予測する上では、MRIの所見よりも、レントゲンによるグレード分類や古典的なX線所見の方が強力な予測因子となります。
| ステージ | MRIの主な役割 | 特徴 |
|---|---|---|
| 初期(レントゲン異常なし) | 早期検出・予測 | レントゲンで見えない損傷を捉え、将来の悪化を予測する |
| 軽度〜中等度 | 症状との相関評価 | 軟骨欠損やBMLsと現在の痛みとの関連を評価する |
| 進行期・末期 | 補助的な評価 | 構造破壊が広範囲なため、原因特定には不向き。レントゲンが主役となる |
どのステージにおいても共通する重要な注意点は、MRIで異常が見つかったとしても、それが必ずしも痛みの原因とは限らない(無症状の人でも約54%に股関節唇損傷が見つかるなど)という点です。そのため、常に**実際の症状と画像所見を照らし合わせる「臨床的な相関」**が不可欠であると資料では強調されています。
MRIは将来の股関節の悪化(症状の悪化や構造的な進行)をある程度予測する能力を持っていますが、その精度は**「どの所見に注目するか」や「疾患のステージ」**によって異なります。
具体的な予測の程度と重要な指標は以下の通りです。
将来の悪化を予測する上で最も一貫した証拠があるのは**骨髄病変(BMLs)**です。
• 痛みの増加: BMLsが新しく発生したり、範囲が拡大したりすることは、その後の股関節痛の増加を予測することが複数の研究で報告されています。
• 構造的進行: BMLsは痛みの悪化だけでなく、関節構造そのものの悪化とも関連しています。
レントゲンで異常が見つかる前の初期段階(pre-radiographic stage)において、特殊なMRI技術を用いることで将来の低下を予測できる可能性があります。
• 臨床的低下の予測: 初期の検査でT1ρやT2といった数値が高い場合、18ヶ月後の患者報告アウトカム(症状や機能)の悪化と相関することが示されています。
• レントゲン上の悪化予測: dGEMRICと呼ばれる手法で見られるパターンは、5年後のレントゲン上での関節裂隙狭小化(関節の隙間が狭くなること)を予測したというデータもあります。
股関節唇損傷や軟骨欠損、滑膜炎などの他の所見については、予測因子としての証拠は限定的、あるいは一貫していません。
• これらは症状との相関が見られることもありますが、将来の悪化を確実に予兆すると断言するには、現在のところ証拠が不十分とされています。
• 初期段階: 構造的なダメージが広がる前の方が、特定のMRI所見が将来の症状や進行を予測する「識別能」が高いと考えられています。
• 進行段階: 末期の変形性股関節症になると、MRI所見よりも、従来のレントゲンのグレードや古典的なX線所見の方が、人工股関節全置換術(THR)などの重大な結果を予測する強力な指標となります。
• 因果関係の未確立: MRI所見が将来の変化を「予測」する傾向(相関関係)は認められていますが、その異常が直接的に悪化を「引き起こしている(因果関係)」という決定的な証拠はまだ不足しています。
• データのばらつき: 小規模な研究が多く、撮影手法や評価基準も統一されていないため、すべての患者に一律に当てはまるわけではありません。
MRI(特にBMLsの評価や特殊な軟骨測定)は、将来の痛みや関節の変形を予兆する一定の価値を持っています。しかし、現時点では「MRIの異常=必ず将来悪化する」というほど決定的なものではなく、他の臨床情報と合わせて慎重に判断する必要があります。
股関節痛と最も関連が深いとされる**「骨髄病変(BMLs:Bone Marrow Lesions)」**について詳しく解説します。
**骨髄病変(BMLs)**とは、MRI検査において骨の内部(骨髄)に認められる異常信号のことです。股関節のMRI所見の中で、実際の症状やその後の病状の悪化と最も一貫した関連性を示しているのがこのBMLsです。
主な特徴と痛みとの関係は以下の通りです。
多くのMRI所見(股関節唇損傷や軟骨欠損など)が痛みとの関連について一貫しない結果を示している中で、BMLsは痛みの重症度や悪化と相関があるという中程度の証拠(エビデンス)が得られています。
BMLsは、単に「今痛いかどうか」だけでなく、将来的に痛みが強くなるかどうかを予測する強力な因子となります。
• 発生と拡大: 調査データによれば、BMLsが新しく発生したり(出現)、その範囲が大きくなったり(拡大)することは、その後の股関節痛の増加を予測することが報告されています。
• 構造的な悪化: 痛みの増加だけでなく、関節自体の構造がさらに悪化していくこととも関連しています。
BMLsの重要性は、疾患のステージによっても注目されます。
• 初期〜中等度: レントゲンで明らかな変形が出る前や、軽度から中等度の変形性股関節症の段階において、BMLsは痛みや身体機能の低下と特に関連が深いとされています。
• 進行期: 末期の段階になると構造的なダメージが広範囲に及ぶため、特定のBMLsが症状の原因であると特定する力は相対的に弱まりますが、それでも初期段階では非常に有用な識別指標となります。
BMLsは「予測因子」として非常に優れていますが、資料では**「BMLsが直接的に痛みを引き起こしている(因果関係)」と断定するための証拠はまだ不十分**であるとも指摘されています。 現在の科学的総意としては、BMLsは「痛みの発生や進行と強く結びついた重要な指標(相関・予測)」であるという位置づけです。
簡単に言うと、BMLsはMRIで見つかる異常の中で**「最も無視できない、症状に直結しやすいサイン」**です。MRIでこの所見が見つかったり、大きくなったりしている場合は、将来的に痛みが増したり病状が進んだりする可能性が高いことを示唆しています。
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