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筋筋膜性腰痛の原因と治し方|再発を防ぐ正しい治療と対策

公開日:2025/12/04
更新日:2025/00/00

腰椎椎間板変性症の患者さん

 筋筋膜性腰痛は、筋肉や筋膜に過度な負担がかかり、緊張や癒着が起こることで生じる腰痛です。

 一般的な腰痛と比べて原因がはっきりしにくく、「気づいたら痛くなっていた」「動くと痛いが、休むと少し和らぐ」といった曖昧な症状が続くのが特徴です。

 放置すると慢性化しやすく、再発を繰り返しやすい点にも注意が必要です。

 本記事では、筋筋膜性腰痛が起こる原因、効果的な治し方、再発を防ぐための正しい対策について、専門的な視点から分かりやすく解説します。

筋筋膜性腰痛の主な原因

 筋筋膜性腰痛は、日常生活の習慣や身体の使い方の癖と密接に関係しており、特定の一つの要因だけでなく、複数の要因が積み重なって起こることが多い痛みです。

 ここでは、代表的な原因について解説します。

長時間同じ姿勢やデスクワーク

 長時間座り続けたり、同じ姿勢でパソコン作業を続けたりすると、腰や背中の筋膜に負担が蓄積します。

特に猫背や反り腰などの姿勢不良は筋膜の緊張を高め、血流が悪くなることで痛みにつながります。

筋筋膜性腰痛

運動不足や筋力低下

 体幹が弱くなると、腰部の筋肉が過剰に働く必要が生じ、筋膜へのストレスが増えます。

また、運動不足により筋膜の滑走性(スムーズに動く力)が低下すると、筋肉と筋膜の摩擦が増え、痛みや張り感が発生しやすくなります。

過剰な負荷やスポーツ動作

 スポーツや仕事で同じ動作を繰り返すと、筋肉や筋膜に微細な損傷が起こり、疲労が蓄積します。

これが筋膜の硬さや癒着を引き起こし、腰痛の原因となることがあります。

 特に急な動作や偏ったフォームでの運動はリスクが高くなります。

ストレスや睡眠不足

 ストレスは自律神経のバランスを乱し、身体の緊張を高めます。

睡眠不足も筋膜の回復を妨げるため、痛みの長期化や再発を助長します。

 心身のバランスが痛みに影響することは科学的にも明らかになっています。

放置するとどうなる?悪化と慢性化のリスク

 筋筋膜性腰痛は、一時的に改善することもありますが、原因となる生活習慣をそのままにしていると痛みを繰り返します。

 慢性化すると筋膜が硬くなり、動作の制限や姿勢の悪化を招き、さらに腰への負担が増えるという悪循環に陥ります。

 痛みの慢性化は治療期間を長引かせるため、早期に適切な介入をすることが大切です。

自分でできる治し方・セルフケア

 筋筋膜性腰痛は、正しいセルフケアを取り入れることで、自分自身でも改善を目指すことができます。

ここでは、今日から取り組める効果的な方法を紹介します。

ストレッチと軽い運動

 筋膜の滑走性を回復させるためには、無理のない範囲で身体を動かすことが重要です。

 特に腰まわりだけでなく、お尻や太もも、背中といった関連部位のストレッチが効果的です。

 硬くなった筋膜が緩むことで、痛みの軽減や動作の改善が期待できます。

体幹トレーニング

 体幹の筋肉(インナーマッスル)は、腰椎を支える重要な役割を持っています。

 体幹を鍛えることで腰への負担が軽減し、痛みの再発予防にもつながります。

 短時間でできる簡単なトレーニングでも継続することで大きな効果が得られます。

日常生活動作の見直し

 座り方、立ち方、歩き方といった毎日の動作を見直すことも重要です。

 たとえば、前かがみ姿勢での作業を避ける、座る際に骨盤を立てて椅子に深く座るなど、少しの工夫で腰への負担を大幅に減らせます。

睡眠環境の改善

 寝具の硬さや枕の高さが合わないと、夜間に筋膜が緊張し続ける原因になります。

 寝返りをしやすい適度な硬さのマットレスを選ぶなど、睡眠環境を整えることで痛みの改善につながります。

再発を防ぐための生活改善ポイント

 一度痛みが落ち着いても、筋膜の癒着が残っている場合や生活習慣が変わらない場合、痛みは再発しやすくなります。

 再発予防には、筋膜への過剰な負担を減らし、適切なケアを続けることが重要です。

 ポイントとしては、「動かす」「休める」「ケアする」の3つのバランスが大切です。

運動不足を避けるために軽い運動を続けること、疲れたときは無理をせず休むこと、セルフケアを継続することの積み重ねが腰痛の再発を減らします。

 また、ストレス管理も忘れてはいけません。

 ストレスは筋膜の緊張を高めるため、リラックス法や十分な睡眠を確保することも再発予防に欠かせないポイントです。

専門家による治療が必要なケース

 セルフケアで改善しない場合や、痛みを繰り返す場合には専門家による適切な評価と治療が必要です。

 特に、動くと強い痛みが出る、しびれを伴う、姿勢が大きく崩れているといった場合は、筋膜以外の問題が関与している可能性もあります。

 そのため、自己判断で放置せず、専門家の診察を受けることが大切です。

当院で行う筋筋膜性腰痛への治療

 当院では、筋筋膜性腰痛に対して「根本改善」と「再発予防」を重視した治療を行っています。

 単に痛みを軽減するだけでなく、痛みが出ない体づくりを目指すことを大切にしています。

多角的アプローチ

 痛みのメカニズムを理解したうえで、医学的知見や他分野の知識を取り入れた治療を行います。

 痛みがどこから来ているのか、どの要因が影響しているのかを明確にし、根本的な改善につなげます。
 
 筋肉・筋膜・関節・姿勢・動作・心理面といった複数の要素を総合的に評価し、問題点に応じて多方面からアプローチする方法です。

 一人ひとりの身体の特性を分析し、最適な治療計画を立てます。

 徒手療法、運動療法、生活指導、心理療法、セルフケア教育、生活習慣の見直しなど、複数の治療法を組み合わせることで、痛みの改善と再発予防を効率よく進める方法です。

 筋膜の硬さを和らげる施術と、正しい身体の使い方を学ぶ運動療法等を同時に行うことで、根本からの改善が期待できます。

来院頻度と改善の目

 筋筋膜性腰痛の改善には、施術とセルフケアの両立が重要です。

 当院では、症状の重さや日常生活の状況に応じて、基本的には週に2回の来院を推奨しています。

 また、改善までの期間は個々の状態によって異なりますが、初診時の評価に基づき、どれほどの期間が必要かを明確に説明いたします。

 無理なく継続できる治療計画を一緒に立てることで、確実な改善を目指します。

 

当院をおすすめする理由

 当院では、痛みの評価と治療に精通した痛みの専門家(山口大学 慢性疼痛管理学コース修了)が担当します。

 痛みの根本原因を多角的に分析し、症状に合わせたオーダーメイドの治療を提供することで、より高い改善効果が期待できます。

 また、私たちは「卒業を目指す治療」を掲げており、通い続けるのではなく、必要な期間だけしっかりと治し、再び痛みに悩まない身体づくりを支援しています。

  専門家としての知識と経験をもとに、筋筋膜性腰痛の背景にある動作の癖や生活習慣まで丁寧に分析し、根本からの改善を目指します。

 再発予防までしっかりとサポートすることで、「自分で状態をコントロールできる身体」を手に入れていただくことを大切にしています。

 

まとめ

 筋筋膜性腰痛は、日常生活の中に原因が潜んでいることが多く、放置すると慢性化や再発を繰り返す可能性があります。

 しかし、正しい知識と適切な治療、そしてセルフケアを組み合わせることで、多くの方が改善を実感しています。

 ストレッチや体幹トレーニングといったセルフケアに加え、専門家による評価と施術を受けることで、回復までの道のりは大きく短縮できます。

 筋膜の状態や姿勢、動作の癖を見極めたうえで治療を進めることが、根本改善への最短ルートです。

 当院では、集学的リハビリテーション、学際的治療、マルチモーダルな治療を組み合わせて、あなたの症状に最適なアプローチを行います。

 週2回の来院と、自宅でのセルフケアを継続することで、多くの方が確実な改善を実現しています。

さらに、痛みの専門家による「卒業を目指す治療」で、再発しない身体づくりまで徹底サポートいたします。

 筋筋膜性腰痛でお悩みの方は、一人で抱え込まず、ぜひ専門家にご相談ください。

 適切な治療とケアを始めることで、必ず前向きな変化が生まれ、痛みのない生活へと近づいていきます。

参考文献

・筋膜リリースや筋筋膜疼痛症候群に関する専門書  

・運動器リハビリテーションの基礎理論文献  

・痛み科学に関する研究資料  

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 ひまわり接骨院では、腰椎椎間板変性症をはじめとした腰部を起因とした腰痛・坐骨神経痛に対して、国家資格者が安全かつ丁寧なアプローチを行っています。初めての方でも安心してご相談いただけるよう、分かりやすく丁寧な説明とカウンセリングを心がけています。

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