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スマホの長時間利用と多動性や衝動性との関連性

公開日:2026/02/18
更新日:2026/00/00

スマホ依存の大学生

 スクリーンの長時間利用多動性や衝動性の症状との間にある強い相関関係を、全年齢層にわたって調査したものです。特に乳幼児や学童期の子どもにおいて、デバイスの使用時間が長くなるほど行動上の問題が生じるリスクが顕著に高まることが示されています。青少年を対象とした研究でも、スマートフォンやインターネットの利用時間が衝動性のスコアの上昇に直結していることが確認されました。成人や大学生においても同様の傾向が見られ、過度な画面視聴がADHDに関連する症状や目先の報酬を優先する意思決定を誘発する可能性が指摘されています。総じて、これらのソースはデジタルメディアへの過剰な露出が、世代を問わず自己制御能力や注意力に否定的な影響を及ぼすという共通の知見を提示しています

デバイスの使用時間が長いと、なぜ衝動的な行動が増えるのですか?

 デバイスの使用時間が長いほど衝動的な行動が増える背景には、**「報酬を待つ能力の低下(時間的割引率の上昇)」や「自己制御能力の低下」**といった心理的・行動的なメカニズムが関係していることが示唆されています。

 具体的に、なぜデバイスの使用が衝動性を高めるのか、資料から読み取れる要因は以下の通りです。

即時的な報酬を優先する心理(時間的割引)

 研究によると、スマートフォンの使用時間(特にSNSやゲーム)が長い人は、「将来の大きな報酬よりも、目先の小さな報酬を優先する」という「時間的割引(Delay Discounting)」が急激に起こる傾向があります。

• デバイスを通じて常に新しい情報や刺激(いいね、通知、ゲームの報酬など)に即座にアクセスできる環境が、「待つこと」を難しくさせ、衝動的な意思決定を促している可能性があります。

 自己制御能力の低下

 長時間のデバイス使用は、自己制御(セルフコントロール)の低さと相関していることが報告されています。

• 自分を律する力が弱まることで、結果として注意力が散漫になり、ハイパーアクティブ(多動)や衝動的な行動として現れやすくなります。

メディア・マルチタスキングの影響

 複数のメディアを同時に使用する「メディア・マルチタスキング」も、衝動性の高さに関連しています。

• 常に異なる刺激を切り替え続ける行為が、一つのことに集中する力を削ぎ、注意力の欠如や衝動的な反応を引き起こす一因となっている可能性が示されています。

 使用時間の長さと「用量反応関係」

 多くの調査において、デバイスの使用時間が長ければ長いほど、比例して衝動性や多動性のスコアが高くなる**「用量反応(dose-response)効果」**が確認されています。

• 幼児(3歳未満): 1日の使用時間が90分、120分、180分と増えるにつれ、多動行動のリスクが段階的に上昇します(180分以上ではリスクが4.62倍になるという報告もあります)。

• 青少年: スマートフォンやインターネットの使用が1時間増えるごとに、衝動性のスコアが有意に上昇することが示されています。

• 成人: 1日の使用時間が4時間を超える若年成人は、3時間未満の人に比べてADHD症状(不注意・衝動性など)を報告する割合が大幅に(約7.5倍)高くなるというデータもあります。

結論

 デバイスの使用時間が長いと、脳が「即時的な満足」に慣れてしまい、将来を見据えた我慢や自己制御が困難になるため、結果として衝動的な行動が増えると考えられます。また、過度な使用はデバイスへの依存を強め、それがさらに衝動性を高めるという悪循環を生んでいる可能性も指摘されています。

 

若者や大人のスマホ利用時間と注意力の関係はどうなっていますか?

 若者や大人(大学生を含む)においても、スマートフォンの利用時間の長さと注意力の低下(不注意)には、明確な正の相関関係(利用時間が増えるほど注意力も低下する関係)があることが示されています。

 具体的な調査結果や特徴は以下の通りです。

利用時間と注意力スコアの相関(用量反応関係)

 大学生を対象とした大規模な調査では、デバイスの総使用時間が長いほど、自己報告による不注意(Attention)や多動性のスコアが段階的に高くなる「用量反応関係」が確認されています。

• 総使用時間の多寡(5等分したグループ比較)において、使用時間が増えるごとに不注意のサブスコアのオッズ比は1.57倍ずつ上昇するという結果が出ています。

 長時間利用によるリスクの増大

  特に若年成人において、1日の使用時間が一定時間を超えると、注意欠陥・多動性障害(ADHD)に関連する症状を報告するリスクが急増することが指摘されています。

• ある調査では、1日のスクリーンタイムが4時間を超える人は、3時間未満の人に比べて、ADHD症状(不注意や衝動性など)を報告する割合が約7.5倍も高いことが示されました。

 スマホによる「不注意・注意散漫」の特性

 青少年や若者の間では、単に利用時間が長いだけでなく、**「スマートフォンによる注意散漫(Distraction)」や「問題のある利用(Problematic use)」**が、不注意や多動性の特性と強く結びついていることが報告されています。

• また、複数のメディアを同時に利用する「メディア・マルチタスキング」も、衝動性の高さと関連しており、これが結果として一つの対象への注意力を削いでいる可能性が示唆されています。

大人における傾向と注意点

   大人のサンプルにおいても、スクリーンタイムが長いほどADHD症状や不注意が高まる傾向は一貫して見られますが、子供や青少年と比較すると、調査結果にばらつき(異質性)があることも資料は指摘しています。

• これは、大人の場合は仕事での利用や個人の生活習慣など、デバイス使用の背景が多様であるためと考えられます。

結論

 若者や大人にとって、スマートフォンの長時間利用は**「不注意」の症状を強める要因**となっており、特に1日4時間を超えるような過度な利用は、注意力の維持に著しい悪影響を及ぼすリスクがあると言えます。


スマホ依存とADHD症状の具体的な関連性を知りたい

 スマホ依存(過剰な利用)とADHD症状(不注意・多動性・衝動性)には、すべての年齢層において強い正の相関関係が認められています,。

 具体的な関連性については、以下の4つのポイントに整理できます。

「用量反応関係」による症状の悪化

 デバイスの使用時間が長くなるほど、ADHD症状のスコアが段階的に高くなる**「用量反応(dose-response)関係」**が確認されています,,。

• 若年成人(大学生など): 1日のスクリーンタイムが4時間を超える人は、3時間未満の人に比べて、ADHD症状を報告する割合が約7.5倍も高くなります。

• 不注意と多動のスコア: 使用時間の区分(5段階評価など)が1つ上がるごとに、不注意のスコアは約1.57倍、多動性のスコアは約1.25倍ずつ上昇するというデータがあります。

衝動性と「スマホ依存」の相互作用

    「スマホ依存」の状態にある人は、「衝動性」のスコアが有意に高いことが示されています。

• 週あたりの携帯電話の使用時間が長く、過剰に使用している人ほど、携帯電話への依存度が高まり、それに伴って衝動性も増す傾向があります。

• また、複数のメディアを同時に使う「メディア・マルチタスキング」も、高い衝動性と関連しています。

 報酬系への影響(時間的割引)

 スマホ依存は、脳の報酬系における意思決定プロセスに影響を与えています。

• SNSやゲームアプリを長時間利用する人は、**「将来の大きな報酬よりも、目先の小さな報酬を優先する(時間的割引の加速)」**傾向が強いです。

• この現象は自己制御能力(セルフコントロール)の低下と結びついており、ADHDの核心的な特徴である「待つことの難しさ」や「衝動的な決定」を強化してしまいます。

 年齢層による特徴

• 幼児・児童: 3歳未満でも、使用時間が長いほど多動行動のリスクが上昇し、180分以上ではリスクが4.62倍に達します。また、デバイスに触れ始める時期が早いほど、後の行動上の問題や多動スコアが高くなる傾向があります。

• 青少年: スマホの利用時間が1時間増えるごとに、衝動性や多動性のスコアが明確に上昇します。

• 成人: 若年層に比べると個人差(異質性)はありますが、やはりスマホ依存的な利用はADHD症状や不注意の高さと相関しています,。

 結論

    スマホ依存とADHD症状は互いに影響し合っており、過度な利用が注意力を散漫にさせ、衝動的な行動を抑制する力を弱めることで、ADHDのような特性をより顕在化させていると言えます,。


参考文献

[1]P. C. Dias and J. A. G. del Castillo, “Dependencia del móvil y impulsividad: Diferencias entre sexos y rango etario,” Informació psicològica, pp. 15–23, July 2022, doi: 10.14635/ipsic.1918.

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[8]T. S. van Endert and P. Mohr, “Likes and impulsivity: Investigating the relationship between actual smartphone use and delay discounting.,” PLOS ONE, vol. 15, no. 11, Nov. 2020, doi: 10.1371/JOURNAL.PONE.0241383.

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